羽生結弦と藤井聡太 2月17日の奇跡

2018-02-18

大怪我からの復活、そしてフィギュアスケートの男子シングルでは、往年の名選手ディック・バトン以来、66年ぶりの2連覇達成!

今だかつて羽生結弦のようなアスリートが日本にいたでしょうか?

フィギュアスケートの日本人メダリストと言えば、伊藤みどりや荒川静香、高橋大輔や浅田真央など素晴らしい才能を持った選手たちがいましたが、羽生結弦ほどすべての才能に恵まれたフィギュアスケーターはいなかったのではないでしょうか。天は二物を与えずという諺は彼には当てはまりません。

特に「美しい」という言葉がこれほど似合う男性アスリートは、日本は愚か世界的に見ても他にいないように思います。採点競技において、日本人が欧米のアスリートと比較して最も劣ってきたのがこの美しさですよね。

例えば、トリプルアクセルが代名詞の伊藤みどりは世界一のジャンプや技術を持っていても、カタリーナ・ビットの美しさには勝てませんでした。

メドベージェワやカロリーナ・コストナーの得点がなぜあれほど高得点なのか? もちろん技術的にも素晴らしいですがやはり見栄えというものが点数に加味されているように思います。

フィギュアスケートは技術点と演技構成点の合計点で評価されますが、日本人選手は今までこの演技構成点が出にくいとされていました。

演技構成点とは、スケート技術、要素のつなぎ、演技力、構成・振付、楽曲の解釈の五つの要素からなります。技術点はジャンプやステップの難易度によって点数が決まっていますので比較的明確に採点できますが、演技構成点は審査員の主観が入りやすいので技術点ほど採点が明確ではありません。同じ動きをしても、手足の長い欧米の選手の方が見栄えが良く、高得点が出やすいのです。

しかし羽生結弦の演技構成点は欧米の選手と比較しても圧倒的に高いのです。彼は今まで苦汁をなめてきた日本人の欠点を完全に払拭し、少女漫画から飛び出してきたような現実離れしたキャラクターで世界を魅了したのです。本当にこの世にこんな人がいるんだという驚き!

誤解を恐れず言うならば、「羽生結弦って生身の人間ではないのでは?」って感じですね。遥か上空から舞い降りてきた鳳凰のような、神が地上に使わした天使のような、まるで空想の生き物っていうイメージがあるんですね。

大会の結果を振り返ってみると、ネイサン・チェンのショートプログラムでの大失敗が羽生結弦に金をもたらしたともいえますが、ネイサン・チェンに強烈なプレッシャーを与えたのは、他ならぬ、直前での羽生結弦の完璧な演技だったことを忘れてはいけません。滑走順が違っていたらという人もいるかもしれませんが、4年に一度のオリンピックで金メダルを掴める者は、才能や努力とともに、勝利の女神に最も愛された者だと言うことなのだと思います。

そしてこれも偶然なのか運命なのか、羽生結弦の今回の金メダルは冬季オリンピック史上、1,000個目の金メダルだそうです。やはり彼は神に愛されし天使なのかもしれませんね。

 

同じ日に、将棋界では藤井聡太が羽生竜王を破り史上初めて中学生として公式戦で優勝しました。これもまたすごいことです。この優勝により15歳にして六段に昇格しました。史上最年少での六段です。

羽生結弦と藤井聡太、この二人によって、平成30年2月17日という日は、後世にまで記憶されるであろう「奇跡の日」となったのではないでしょうか。

余談ですが、2月17日は「天使の囁きの日」だそうです。

 

 

 

 

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