無申告に対する厳罰化に注意!
2024-10-26
2023年の税制改正により、「無申告」に対する厳罰化が更に進みました。
これまでは、修正税額が50万円以下の部分の「無申告加算税率」は15%で、50万円を超える部分は20%でしたが、令和6年1月1日以後に法定申告期限が到来するものについては、修正税額が300万円を超える部分の「無申告加算税率」は30%になりました(修正税額が50万円~300万円は20%のまま)。いわゆる、高額の課税逃れに対して、ペナルティを10%重くしたのです。
また、3年連続「無申告」があった場合の「無申告加算税率」は更に10%割り増しされます。
国は「無申告を申告納税制度の根幹を揺るがす行為だ」と断じ、厳しく追及する姿勢を見せています。納税者の皆さんは無申告(期限後申告)にならないためにも、申告期限を意識し、出来るだけ早めに申告資料を提出してください。
参考に「加算税一覧表」を添付します。 クリックして下さい。→ 加算税一覧表
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