6月, 2022年

子供たちのためにマスクを外そう!!

2022-06-29

昨日6月28日、近畿地方は例年より21日も早く梅雨明けが発表され、今日は、群馬県伊勢崎市で、今年2度目の40℃を記録しました。

ラニーニャ現象による猛暑が日本を襲っていますが、これだけの猛暑にもかかわらず、屋外を歩いている人の殆どが未だにマスクをしています。でも、これは非常に危険な行為であり、油断していると本当に熱中症になってしまいます。

政府が「屋外でのマスクは必要ない」と宣言しても、マスクを外せない日本人の異常さ。異常を続けていくとその異常さが日常化し、元の日常に戻れなくなるという仮説が、日本人を実験台にした2年に及ぶ心理実験で証明された感がありますね。

世界では屋外のみならず、屋内公共交通機関でもノーマスクが常識となっているにもかかわらず、主要先進国の中で最も感染被害の少なかった日本だけが未だにマスクをしている異様さ。この猛暑の中で、しかも屋外であってもマスクを外さない日本人は、欧米人からは奇異の目で見られています。

アンケートを取ると、コロナが収束してもマスクをしたいという日本人が40%もいることに唖然としますが、そうであれば感染対策関係無しでマスクをしている人が40%もいるということですよね。だとすれば、もう、そういう人たちには勝手にマスクをさせておいて、われわれはマスクを外しましょうよ。特に、マスクから子供たちを解放しませんか!

 

子供にとってマスク着用の常態化は感染防止効果を遥かに上回るデメリットがあると専門家は指摘します。小児科医や精神科医が指摘している例として、①「マスク酸欠」による頭痛・免疫力低下・思考力低下、②自律神経失調や循環器系の障害、③体温調整ができないことによる熱中症の発症、④人の表情を読む力の低下によるコミュニケーション能力の低下、など数え上げたらきりがないそうです。

2歳以下の子供は、生まれてからずっと、マスクをした人間しか見ていないわけで、このような異常な環境が、子供たちの潜在意識にどの様な悪影響を及ぼしているのか、この子たちの将来が非常に心配されています。

 

今や、小中学生の中にもマスクを外すことに抵抗感を感じる子供たちが増えて来ているようですが、マスクを外せない子供たちの精神状態は明らかに異常です。子供たちが好んで「マスクを外したくない」と言っているわけではなく、子供たちをこのようにしてしまったのは、われわれ大人です。子供たちに2年間もマスクを強制し続けた政府専門家学校関係者の責任です。

大人が見本を示してマスクを外さない限り、子供たちはマスクを外せないのです。だから今は大人たちの意識改革が必要です。他人の目を気にして外せない大人たちも、「子供たちの健やかな成長のため」という大義があればマスクを外せるんではないですか?マスクを外すことは決して悪いことでは無く、逆に子供たちの健康を守る良いことなんだという意識改革が必要です。

「自分の為ではなく子供たちのためにマスクを外す」、という気持ちになれば、世間の目と戦う勇気が湧いてきませんか?

そして、マスクを外しやすい環境を作ることは、子供たちの健康を守るだけではなく、「熱中症になりやすい高齢者の命も守ることができる」と考えれば、逆にマスクをしていることに罪悪感さえ感じませんか?

この猛暑は、マスクを外す絶好のチャンスです!今、マスクを外しても誰も文句は言いません。あなたが外せば、あなたを見て他の人も外します。その輪が広がれば日本はコロナ前の正常な状態に戻るはずです。しかし、今を逃せば当面マスクを外すことはできないでしょう。

林先生風に言えば、「いつマスクを外すんですか?」「今でしょ!!」

 

初めてタカラヅカを観劇してきました!!

2022-06-09

皆さんはタカラヅカにどんなイメージをお持ちでしょうか?

私は生まれてこの方、タカラヅカを全く見たことが無く、たまに取り上げられるテレビの映像から、「派手なメイクと衣装で着飾った男装のレヴュー」といったイメージしか持っていませんでした。女優で言うと鳳蘭大地真央というイメージです。いわゆる、女性が楽しむエンタメであり、わたしのような男性にはとんと縁のない世界だと思っていました。

しかし、3か月ほど前にテレビで放送された宝塚花組の「はいからさんが通る」という芝居を何気なく観ていて、「あれっ、意外に面白いかも」と思ったのです。いや、正直言うと、かなり感動したのです。

感動の理由は、お芝居の面白さもさることながら、主人公花村紅緒を演じた華優希の体当たりの演技に魅了されたからだと思います。表情、動き、せりふ、歌がとにかくエネルギッシュで、コミカルで、しかもかわいいのです。うまい、下手を超越して、目を離さずにはいられない独特の熱量が伝わってきました。彼女の演技は、私のタカラヅカに対する先入観を払拭しました。

 

華優希の演技に魅了された私は、他にももっと面白い芝居があるのではないかと思い、過去に公演されたタカラヅカの芝居やショーをテレビやネットで探して観ていましたが、それだけでは飽き足らず、このたび、宝塚大劇場で公演中の、花組の「巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~」という芝居と、「Fashionable Empire」というショーの二本立ての公演を観劇してきました!

 

以下の感想は素人のたわごとと聞き流して欲しいのですが、「いやぁ~、これは凄いことをやっているなぁ」と驚嘆しました。

公演の流れは、1時間35分の芝居のあと、35分の休憩があって、そのあと55分のショーがあるのですが、絢爛豪華な衣装、ダイナミックな舞台装置、巧みな照明、芝居に寄り添う生バンドの演奏、そしてとにかくエネルギッシュなジェンヌたちの演技。約3時間の公演があっという間でした。

まず驚かされたのが、ダイナミックに動く舞台装置です。私は2階席でしたので、舞台全体を見下ろすことができ、立体的に舞台装置が動く様子をじっくり観察することができました。例えば、回転舞台が回ることで素早い場面転換をしていくのですが、その回転舞台にもいくつかの仕掛けがあり、その上に設置された大きな建物が、回転舞台が回転していく中でその中に沈んで行き、跡形もなく消えてしまうのです。かなり大きな建物が、しかも舞台が回っているにも拘らずですよ。

また、生バンドの演奏も素晴らしかったです。タカラヅカはカラオケではなく「生バンド」なんですね。宝塚大劇場は、舞台と客席の間に「銀橋」という渡り廊下があって、演出上重要な役割を果たすのですが、バンドはその「銀橋」と舞台の間のオケピットで演奏するのです。ミュージカルやオペラでは当たり前のことなのでしょうが、よくここまで淀みなく演技と演奏をシンクロさせることができるものだなと、指揮者と演奏者の技術力に感服しました。

しかも、音響が凄くて、歌唱や効果音が観客の鼓膜だけでなく全身を震わせるのです。特に、今回、ラプリュナレド伯爵夫人を演じた音くり寿の歌声は圧巻でした。

タカラヅカの強みは、このような舞台装置や音響設備、生バンドを常備している「宝塚大劇場」などの専用劇場を持っていることではないでしょうか。専用劇場があるからこそ、ジェンヌたちの出演機会が増え上達も早いでしょうし、また、脚本や演出、舞台装飾や演技構成は、「宝塚大劇場」の高いポテンシャルを前提に作ることができますので、自分たちのやりたい表現がかなり高いレベルで実現できるでしょうし、さらには、他の劇場ではやりにくい挑戦的な試みもできるのではないでしょうか。

 

そして、公演を通して、何よりも印象的だったのは、舞台上のタカラジェンヌたちのパワーとエネルギーの熱量でした。

トップスター柚香光の少女漫画から飛び出してきたようなビジュアル、トップ娘役星風まどかの清々しい歌声、更に、次から次へと衣装チェンジをしていくショーのスピード感など、芝居やショーの見どころはたくさんありましたが、根底に流れている感動の源は、すべてのタカラジェンヌたちから発せられるあふれんばかりのエネルギーだと思います。とにかく全員が全力を出し切ろうと振り切れていて、そのエネルギーの熱量がビンビンと客席に伝わってくるのです。しかも、この日は一日2回公演でしたので、私が観終わった1時間半後には、彼女たちはまたこれと同じ演目を演じるというのです。「今と同じテンションでもう一度同じことをするのか?」と、とても信じられませんでした。

タカラジェンヌから伝わるこのエネルギーの熱量は、私が初めて観た「はいからさんが通る」の華優希の体当たりの演技と共通するものだと思いますが、このエネルギーはどこから生み出されるのでしょうか?

これは私見ですが、タカラジェンヌはデビューしたあとも、あくまで、生徒であり、研究生の立場にあるらしいのですが、このシステムが、彼女たちの演技に対する姿勢を謙虚にし、その謙虚さが逆に力強いエネルギーを生み出しているように思えるのです。自分はまだ半人前の研究生だとわきまえているからこそ、舞台上では初心者のごとく一生懸命、全力で演技することができ、その一生懸命さが客席に強いエネルギーを伝えるのではないでしょうか。「はいからさんが通る」の華優希に感じ、今回、舞台を生で見て、すべてのタカラジェンヌに感じた底知れぬエネルギーの熱量は、彼女たちの謙虚さの裏返しであり、もしかしたらこの謙虚さとエネルギーのダイナミズムが、宝塚歌劇が長年培ってきた「タカラヅカ文化」の一つなのかもしれません。

 

ただ、今回、わたしが花組の公演を劇場で観て強く感じたことは、彼女たちは決して未熟な生徒でも研究生でもなく、紛れもなく「プロ」であるということでした。それは言わずもがなで、幼いころからバレエやダンスを習い、「宝塚音楽学校」という狭き門をくぐり抜けた精鋭が、そこで2年間みっちりと鍛えられ、「宝塚歌劇団」入団後は、年間4公演もの舞台をこなし、日々、観客を目の前にして歌い、踊り、演ずるわけで、その経験値は若くして豊富で、研究生とは名ばかりです。その「プロ」であるジェンヌたちが謙虚に、かつ向上心を持ってたゆまぬ努力を惜しまないからこそ、人の心を打つ演技ができるのでしょう。

そんな彼女たちを支えるのが、これまた一流の演出家や振付師であり、さらに、衣装、道具、音響、照明、演奏などの熟練したスタッフが高い技術と情熱を注ぎこんで一つの舞台を作り上げていくのですから、その「エンターテイメント」としてのクオリティたるや相当なものです。しかも、私が観劇したのは初日から間もなかったのですが、これだけ完成度の高い芝居とショーをたった1か月ほどの練習で仕上げてしまうのですから、ジェンヌとスタッフのポテンシャルたるや恐るべしです。

 

観劇直後の興奮で、ちょっと、自分には似つかわしくないことを口走ったかもしれませんが、「タカラヅカ凄いな」というのが正直な感想です。そして、タカラヅカというエンタメが今まで女性客に独占されて来たというのが不思議でなりません。男性でも十分楽しめるコンテンツだからです。タカラヅカ初心者の私が言うのもなんですが、もし、食わず嫌いでタカラヅカをご覧になったことが無い男性の方は、是非一度観劇してみて下さい。芝居、ショー、パレードと続くフルコースは、「これでもか!」と感動のてんこ盛りで、あなたの世界観を変えるかもしれませんよ。

Copyright© 2012 薮内税理士事務所 All Rights Reserved.