8月, 2022年

宝塚雪組「ODYSSEY」千秋楽 観劇してきました!

2022-08-10

先日、宝塚雪組公演「ODYSSEY」の千秋楽を観劇してきました!

宝塚に嵌って約半年が経ちますが、千秋楽の観劇は初めてで、千秋楽がこんなにも感動的なものかと、未だ興奮冷めやらずです。

この「ODYSSEY」はもともと、今年の1月に東京で公演予定だったものが、コロナの影響で全面中止となり、その後、関係者の努力によりこの夏、梅田芸術劇場での公演に何とか漕ぎ着けた経緯があります。

しかし、今夏、コロナがまたしても大流行し、「ODYSSEY」以外の宝塚の公演がすべて中止となる中、この「ODYSSEY」だけが宝塚の公演の中で唯一生き残った最後の砦でした。

だから、この「ODYSSEY」号が千秋楽まで無事完走してくれることは、観劇予定のファンのみならず、組を超えて、宝塚ファンみんなの願いだったと思います。

私自身、この千秋楽を観劇できたことは、とてもラッキーで、本当に素晴らしい体験となりました。

 

公演の内容は、宝塚では珍しく、1部、2部ともショーのみで構成されたものでした。途中30分の休憩を挟みますが、約3時間、出演者は踊りっぱなしで、よくもまあ体力が持つものだと感心しました。

特にトップスターの彩風咲奈は、出ずっぱりで、歌いまくり踊りまくり、衣装チェンジも何度もあり、「この役者は超人なのか」と、ただただ、「凄い!」の一言です。

歌とダンスの連続ですので、われわれ観客も何度も手拍子をする機会があり、自然と劇場全体に一体感が生まれ、感動的な公演となりました。

最後のパレードが終わり、幕が下りても拍手は鳴りやまず、カーテンコールが4回も続きました。深々とお辞儀をする彩風咲奈に対して、客席からは割れんばかりの拍手です。

カーテンコールでの彩風咲奈の挨拶は感動的で、この公演が再出航できたこと、そして、千秋楽まで完走できたことについて、スタッフや関係者そしてファンに対して深い感謝の気持ちを伝えていました。特に観客の涙を誘ったのが、1月の東京公演が中止になった後に退団した綾凰華など、「ODYSSEY」号に乗れなかったメンバーの名前を一人づつ呼んでいった場面で、その悔しさとやるせなさがわれわれ観客にもひしひしと伝わってきて、劇場の至る所からすすり泣く声が聞こえてきました。おそらく、いつもの千秋楽にはない特別の感情が演者にも観客にも湧き上がっていたのではないでしょうか。

 

「ODYSSEY」の千秋楽を観劇できたことは私にとって貴重な体験となりましたが、その他の宝塚の公演が軒並み中止になる現実を目の当たりにすると、キャストやスタッフにコロナ陽性者が出ただけで公演を中止する今のやり方は、どう考えてもやり過ぎではないかと思います。

宝塚歌劇をはじめとした演劇界は、練習でも舞台でも密着は避けられず、オミクロンのような感染力の強いウイルスから逃れることは不可能です。PCR検査を定期的に繰り返し行えば、陽性者が出るのは当たり前で、その度に公演を中止していたらきりがありません。

一つの公演を開くためには、多くの人と時間とお金が費やされているわけで、突然の公演中止は経営的に大きなダメージとなります。経営面のみならず、数カ月にもわたり準備してきた舞台が、いつ中止になるかわからない不安に常に晒され続けてきた出演者やスタッフの精神的負担は計り知れません。しかも、それが2年半以上も続いているのです。出演者たちは機械でもロボットでもなく、生身の人間ですから。

 

データを科学的に分析すれば、今やコロナはインフルエンザと同じ普通の風邪になっています。インフルエンザと同じように簡単に感染しますが、重症化率や致死率は以前と比べ大幅に減少し、特別な感染症ではなくなっているのが現実です。

世界的にはコロナ禍は既に終わっており、欧米諸国は完全に日常を取り戻しています。100万人がコロナで亡くなり、今でも1日15万人前後の陽性者を出しているアメリカでさえ、行動制限は全く無く、誰一人としてマスクなどしていません。アメリカは積極的なPCR検査をやめましたので、表面上の陽性者数が15万人前後でも、致死率から逆算すると1日約80万人前後の陽性者が出ているはずですが、舞台も、コンサートも、スポーツイベントもコロナ禍前と同じように普通に行われています。無症状者へのPCR検査をやりまくって、陽性者を炙り出し、スポーツやエンタメに規制を掛けているのは、世界中で日本ぐらいです。

 

政府は、コロナ対策において、日本だけが世界から取り残されている現状に早く気付き、コロナの分類を2類から5類に格下げすると同時に「コロナ終息宣言」をすべきです。インフルエンザ並みの風邪に対して、「無症状者へのPCR検査」や「濃厚接触者の隔離」、更には「感染者数の全数把握」や「発熱外来の絞り込み」をして、医療ひっ迫を自ら招くような「茶番」は、もういい加減やめるべきです。症状が出たらどの医療機関でも自由に受診できるという医療の基本に立ち返るべきです。

「茶番劇」をいつまでも続けていると、「本物の演劇」の灯を消すことになり兼ねませんよ。

 

 

 

 

Copyright© 2012 薮内税理士事務所 All Rights Reserved.