6月, 2026年

メジャーリーグは折り返し地点 大谷の成績は?

2026-06-25

今日でドジャースは81試合を消化し、ちょうど折り返し地点。さて、開幕からリアル二刀流を継続中の大谷翔平の成績はどうなっているでしょうか。

まず投手成績。現在、規定投球回数に達していないのであくまで参考数値ですが、防御率は1.58でミジオロウスキーに次いで2位、勝利数は8勝で6位、奪三振数は86で14位、勝率は0.8で4位、被打率は0.171で2位、QSは11で山本由伸と並び3位、QS率は84.6で1位、WHIPは0.9で山本に次ぎ3位となっています。

次に打撃成績。打率は0.294で11位、本塁打は17本で7位、打点は46で17位、得点は56で3位、OPSは0.963で2位、出塁率は0.414で1位、長打率は0.549で3位、塁打数は151で9位、四球は54で2位となっています。

では、年間予測をしてみます。今ちょうど折り返し地点ですので単純に倍にすればいいので、まず、投手成績ですが、防御率1.5816勝4敗奪三振数172QS22投球回数158.4となります。規定投球回数に4回ほど足りませんが、規定投球回数さえクリアすれば、十分サイ・ヤング賞に値する数値と言えます。というのも、昨年のサイ・ヤング賞投手ポール・スキーンズの成績は、防御率1.97、10勝10敗、奪三振数216で、今年の大谷の方が防御率、勝ち数、勝率で上回っていますので。

打撃成績の年間予測は、打率0.294、本塁打34本、打点92となります。打撃成績のみで比較すると、現状、本塁打29本、OPS0.961のシュワバーの方が高く評価されると思われますので、打撃成績のみでのMVPは難しそうですね。

ちなみに、大谷が投打W規定を達成した2022年の成績は、防御率2.3315勝9敗奪三振219、打率0.273、本塁打34本、打点95と投打で抜群の成績でした。今年の予想成績は2022年の成績に匹敵するかそれを上回りますので、このまま順調にいけば、満票MVPは確実でしょうし、サイ・ヤング賞も十分視野に入ります。

ただし、少し不安な面もあります。実は、2022年、大谷はメジャー史上初の投打W規定を達成し、投打両面で目を見張る成績を残したにもかかわらず、サイ・ヤング賞はおろか、MVPさえ獲得できませんでした。サイ・ヤング賞については同じリーグのジャスティン・バーランダーが、18勝4敗・防御率1.75というずば抜けた成績でしたのでしょうがないですが、MVPをアーロン・ジャッジが獲得したのは意外でした。もちろん、62本塁打というア・リーグ記録を打ち立てたジャッジは素晴らしかったですし、カウントダウンの盛り上がりは凄かったですが、あくまでア・リーグ記録であって、メジャー記録ではありません。一方、大谷はリーグは違いますが、2022年にナ・リーグでサイ・ヤング賞を獲得したサンディ・アルカンタラ投手の成績(防御率2.2814勝9敗奪三振234)に匹敵する投手成績を残し、かつ、157試合に出場し、34本塁打、OPS0.875という打撃成績を残し、しかも、メジャー史上初の投打W規定を達成したのです。その記録の難易度や希少性、歴史的意義という観点からも、MVPは、ア・リーグ本塁打記録のジャッジよりも、大谷翔平が相応しかったのではないかと、今でも思っています。タラレバですが、2022年、大谷がもしナ・リーグだったら、サイ・ヤング賞とMVPの両方を取っていたかもしれませんね。

今年は、防御率(2位)、勝率(4位)、被打率(2位)、QS率(1位)、WHIP(3位)がすべて4位以内の大谷にとって、サイ・ヤング賞獲得の最大のチャンスです。リアル二刀流でこれだけの打撃成績を残しながら、サイ・ヤング賞を獲得すれば、フィフティ・フィフティを超える歴史的大偉業となります。一番の懸念は、投球回数がミジオロウスキーサンチェスなどのライバル投手に比べ見劣りするところでしょうか。でも、よく考えてください。大谷は最高の打者を示す指標OPSで、メジャー全体で5位、ナ・リーグで2位に鎮座しながら、規定投球回数をクリアしようとしているのです。打者としてフル出場しながら、中6日の先発ペースを維持するのは並大抵のことではありません。そんな選手、メジャー史上一人もいませんよ。大谷びいきと言われるかもしれませんが、投打W規定達成という希少性も評価の対象にしていいんじゃないかと思います。あとは、怪我無く最後まで出場し、規定投球回数162をクリアできれば、サイ・ヤング賞は自ずと大谷のもとに来るのではないでしょうか。

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