ロックレスパーキングを利用しました
2016-04-27
最近ある種のカルチャーショックを受けた出来事がありました。
何気なくいつものコインパーキングに車を停めようとしたときにロック板を超える感触がなかったので、車を降りて車の下を見たところ、ロック板などの装置が全くなかったのです。あれ、ここの駐車場、月極めにでも変わったのかなと思い周りを見渡したところ、精算機も駐車料金の看板もありました。工事の途中なのかな、であれば今日はただで停められてラッキーやんと思いながら、看板をよく見るとフラットパーキングと書かれていました。初めて見る言葉だったのですが、早速ネットで調べてみると、なんとロック板が無く、監視カメラだけで不正を防止するタイプのコインパーキングが最近普及し始めているそうなのです。
こんな性善説に立ったビジネスモデルがあるのか!と軽いショックを受けました。
しかしこのシステムが普及し始めているということは意外と不正をする人が少ないということなのです。
逆に、ロック板タイプの方がメンテナンスやトラブル処理に経費が掛かるので、多少の不正があったとしても、フラットパーキング(一般にはロックレスパーキングというらしいです)の方が効率がいいのかもしれません。
で、このフラットパーキングを初めて出庫するときの感覚ですが、このまま精算せず出庫しても意外と大丈夫かなという感覚と、不正者として特定され後で料金を請求されるのはかっこ悪いなという感覚の板挟みです。結局わたしはちゃんと精算して出庫しました。やはり、精算せずに出庫するというのは、かなり心理的ハードルが高いなと感じました。
よく田舎に行くと無人野菜販売所を見かけますが、そのような類でしょうか。それにしても、日本人の不正に対する感性をうまく見極めた、よく考えられたシステムだなあと感心した次第です。
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